i Cubed Systems Engineering blog

株式会社アイキューブドシステムズの製品開発メンバーが、日頃のCLOMO開発の様子などを紹介します。

香港出身の私が、日本で働き始めて感じたこと

香港出身の私が、日本で働き始めて感じたこと

アイキューブドシステムズ、製品開発運用本部 プラットフォーム運用部所属のラファエルです。 2021年7月に入社しました。プラットフォーム担当としてあまりソースコードは書いていませんが、GitHubはこちらです。

仕事の内容は主に開発チームが開発したRailsアプリケーションをAzureのクラウド環境に効率的に運用することです。ソースコードを書くより、KubernetesのマニフェストやDockerfileを弄ることが多いです。そして、Linux環境でいろんなシェルスクリプトを書くこともあります。

今回は、香港出身の私が日本で働く時に、思ったこと、困ったこと、感想などシェアしたいと思います。エンジニアでなくても同じことを感じてる方もたくさんいると思います。

言語の壁

基本のコミュニケション

みんなは大体「完璧な日本語」を話せないですが、日本に来られる程度なら生活は問題ありません。

でも個人的に敬語は本当に苦手ですね...

みんなが日本で英語を勉強しているようで、日本語を勉強するには日本だけではありません。日本にそんなに長く居なくても、母国で勉強しておいた人がむしろ多いですね。私の場合は日本に5年間くらいしか居ませんが、日本語の勉強は14年前からです。

「日本語上手ですね」

あと、実に「日本語上手ですね」という褒め方はやめてほしいです... 100人と出会えたらほぼ100回褒められます。そこまで上手じゃないが褒められると反応に困ります...(苦笑)

むしろお世辞抜きで、日本語を間違えたら遠慮なく指摘していただきたいですね。こちらの勉強にもなります。

イントネーション

これは直せない部分ですね。

何年経ってもネイティブの日本人みたいな発音ができないと思います。聞きにくい自覚があります。

日本語の調子がいい日と、調子のよくない日があります

いくら長く日本に居ても、母語ではないから仕方がないです。プログラミング技術とは別、たまに朝起きたらなかなか頭の中に日本語の言葉まとまらないです。

自己紹介

私だけが感じるか、日本のみんなの自己紹介がとにかく速い!です。名前聞き取れないことがすごく多いです。今の会社ではないけど、昔他の会社の面接で本当に面接官の名前聞き取れなくて余計に緊張しました。

社会制度の壁

税金、年金、保険料

なぜ給料から一部が天引きされたこと、5年前に初めて日本で働き始めたまで知らなかったですね。

どんな制度でどんなお金を払わなければならないことを、誰かに説明して欲しいです。普通に正社員として働ければ保険は加入していますが、加入しないと医療費すごく高くなることも事前に知らなかったですね。

家の契約

外国人NGのケースが少なくないです。

そして保証人、緊急連絡先の時も、大体「日本人でお願いします。」と言われたことが多いです。理由を理解しなくもないですが、日本に来たばかりに日本人の友達がまだできていないケースが多いですね...

あとは悪質の不動産屋さんも結構あります。騒音や他の問題の隠蔽か、契約にすごく小さい文字でお金を取るようにすることもありました。私も結構やられました...

クレジットカード

政府がキャッシュレスを推奨ですが、カードの発行会社さんは「知るか!」ですね。

外国人なら審査がすごく厳しくて、そして携帯料金などの支払いはクレジットカード「のみ」が多いです(口座引き落としができるところもありますが)。困ったことは携帯がないとクレジットカードはそもそも申請できない... あれ?これはエンジニア曰くDeadlockですね。

いつもクレジットカードはお得ですよーって謳歌しているのに、まず審査通してよ!と文句言いたいですね。

公的機関の営業時間

一般的に私たち会社員の仕事してる時間と同じです。困りますね。市役所や銀行に用事があれば有給を取らなければならないです。

アイキューブドシステムズはフルフレックス制の導入で、こんな対応は柔軟にできます。私も最近引っ越しましたから色々手続きをするので本当に助かります。

文化の壁

これは職場文化の方です。

文化の違いがあってみんな知ってるから多分あまり気にしてないですが、予習しておいたら仕事がスムーズに進めますね。

挨拶

まず挨拶の定型文?みたいなこと、「お疲れ様です」「お忙しいところすみません」などを覚えておけば、チームワークにすごく役に立ちますね。

上下関係

立場を弁えることは世界中の常識だと思いますね。

エンジニアだと、本格的な敬語を求める会社はまずないと思います。頑張って日本語で話す姿勢を取れば問題ないと思います。

朝礼

これは日本独自の文化だと思います。

朝礼で困惑した人は少なくないと思います。アイキューブドシステムズで朝礼は週一回しかなくて、10分程度です。毎朝開催してないことは、丁度いいバランスをとっていると感じます。それでも私がアイキューブドシステムズに入って最初の朝礼で社訓のところについて行けなくて焦りました。

残業

これは会社内部の雰囲気次第ですが、日本人メンバーたち「だけ」が夜遅くまで残業するケースが多いですね。 アイキューブドシステムズでは、同じ現象は多少あると感じています。一方日本人メンバーたちが普通に夕方に退勤する連絡を見かけることも結構あります。改善が進んでいると感じています。

クリスマスには休みなし

欧米や香港などに、クリスマスが祝日で、3日間の休みがあります! 日本には町並みがすごくクリスマスを祝う雰囲気なのに休みがありません! そして年号が令和になってから12月に祝日がゼロになりました! これは私も来日1年目に慣れなかったことです。

食生活の壁

日本の料理はとても美味しいです! 私も大好きです! ですが、やはり色々な理由で食べられない食材が存在します。

「生」の食べ物、ネギ、玉ねぎ、宗教の原因で肉を食べないなど、さまざまな原因ありますね。

この前にチームのみんなでもつ鍋を食べました。あまり内臓食べないですが今回は美味しくいただきました。

会社からのサポートが重要

英語はあくまで予備手段

知識は持っていますが、単語などが頭の中に日本語の媒体として保存してないことが多いです。少しでも英語を介して話せたらコミュニケーションの効率も上がります。本当に無理でしたら予備手段としてスマホや翻訳ツールを使いましょう。

文化の違いをわかってほしい

日本出身者でない限り、日本の職場文化を完全に取り込めないことをわかってほしいです。 アイキューブドシステムズでは、まずそんなに敬語などこだわってないです。それだけでもすごく助かります。

手間のかかる手続きはシステムの補助で行います。

税金などは、システムでの補助(年末調整)でスムーズにできます。うちの会社にも導入しました。そうでないと書類の準備は本当にわからないです。これはありがたいです。でもやはり説明会が欲しいです。

メンター制の導入

仕事上の問題ではなく、生活上の問題を相談できる人が欲しいです。特に来日したばかりの時に、家探しや携帯の契約など諸々、誰かに助けて欲しいですね。私が中途採用で入社ですが、それでもメンターをつけていただいて、色々相談できました。このプログ記事を書いた方です。

来年度の新卒はメンター制度だけでなく、海外出身の内定者に来日のサポートもします。

最後に

色々書いてしまいました。なんか文句ばかり言っているみたいです(笑)。

でも私は本当に日本での暮らしが好きです。

異国で一人で働いて暮らすことが大変です。そして会社で過ごす時間は日本生活のほぼ3分の1で、相当高い比率ですね。会社から整った制度やサポート、同僚たちとの助け合うがあったこそ、その大変さから私を支える力になります。

私が運よくアイキューブドシステムズに入社できて、同僚たちがみんな話しやすい人で、すぐチームに馴染めることですごく助かります。私を変な意味で特別だと思われなくて、ただチームの一員として接していただきます。キャリアアップための研修もたくさん提供していただいて、重要なプロジェクトも担当させていただいて、半年前にアイキューブドシステムズを応募した時に読んだこのページに書いてあったように、活躍のチャンスが提供されると感じています。これからもアイキューブドシステムズの一員として頑張っていきたいと思います。