i Cubed Systems Engineering blog

株式会社アイキューブドシステムズの製品開発メンバーが、日頃のCLOMO開発の様子などを紹介します。

使ってみないとわからない!新卒3人が福利厚生を利用してみた

アイキューブドシステムズに2021年4月に新卒社員として入社したimamura3iNishiyama-i3MiyazakiTakayukiです。2021年の新卒社員記事 前編ではリモートでの研修がどんな感じだったかをご紹介しました。今回の後編ではimamura3iが、研修以外のことに焦点を当ててご紹介します。1日のタイムテーブルや社内の制度など弊社の福利厚生についての感想を書いております。少しでも皆様のお役に立てる情報があることを願っています。

目次

リモートでの仕事

まずはリモートでの仕事環境について新卒の立場からありがたいと思ったことを紹介していきます。

入社してからもう少しで1年が経とうとしていますが、まだ2回しか出社していません。コロナ禍というご時世なので、仕方ないですね。今後は、任意で週に何回か出社も選択できるという話が上がっています。強制ではないため、ずっと家で仕事をしたい、会社に行ってコミュニケーションを取りたいなどそれぞれの考えが尊重されて非常に良いと感じています。

また、新卒でリモートワークをする場合は、いきなり自宅の仕事環境を整えることができないのではないか?といった疑問もあるかと思います。私も同じ疑問を持っていたのですが、実際は自宅の仕事環境をすぐに整えることができました。高スペックなパソコン、自分では絶対買わないような高いデスクチェア、27インチ4Kモニターを貸し出してくれます。特に私はデスクチェアが気に入っています。このデスクチェアのおかげで、長時間座っていても腰が痛くなったことは一度もありません。また、人によっては目線が下になり、肩が凝るなどあると思います。そんな時、必要に応じて相談をして申請が通れば、ノートパソコンスタンドなど業務効率を上げてくれる物を揃えることもできます。

ここで、同じ新卒社員のMiyazakiTakayukiの仕事環境を紹介します。 PCとデスクチェア、27インチ4Kモニター(左)の3つを借り、自宅の仕事環境が予想以上に良いものとなりました。机と私物のモニター(右)は学生時代から使っているものなので、就職するにあたって買ったものはありません。もちろんデスクチェアも気に入っていますが、借りたモニターと私物のモニターを合わせて3画面構成にできたことが特に気に入っています。研修が終わり実際の開発を行うとエディタやChromeなどを同時に開くことが多いため、3画面のありがたさを感じています。

アウトドアイベント

この章ではアウトドアイベントについてご紹介します。

まずは開催に至った経緯についてです。弊社では2週間に1回、体や心の健康に関するアンケートが行われており、その中で多くの人がリモートワークになってから運動習慣がなくなっているという結果が出ました。それを受けて、定期的に外で運動を行う機会を会社として設けるべく、任意参加のアウトドアイベントが開催されるようになりました。今のところ福岡近郊で開催されています。

2021年の7月に初めて開催され、それから月に1回程度、定期的に開催される予定でしたが、コロナの影響もあり、現在のところ、大濠公園でのウォーキングイベントが2回、天拝山でのハイキングイベントが1回、警固神社参拝イベントが1回の計4回に留まっています。しかし、回数が少ないとはいえ、私のような入社時からフルリモートワークの新入社員は先輩社員と実際に会う機会がほとんどないため、このイベントは貴重な交流の機会となっています。また、これから状況が落ち着いてくれば定期的に開催できるようになると思うのでそんな日々を心待ちにしています。

今後、出社の頻度について変化はあれど、基本的にリモートワークであるという点は大きく変わらないと思われます。そのため、これから入社される方にとってもこのようなイベントは交流を深める良い機会になると思います。

オフィストレーニング

弊社の業務はデスクワークが主になっているため、どうしても座っている時間が長くなります。そのため、週に1、2回Zoomを繋いでオフィストレーニングというイベントが開催されています。その中で専門の先生が自宅でできる簡単なストレッチを教えてくださるのですが、これがとてもいいのです。どういうところがいいのかというと、デスクワークで疲れが出やすい肩や腰、目だけでなく、運動不足で固まってしまった脇やお尻の筋肉まで伸ばしてほぐすことができます。体の柔軟性が増し、さらに代謝も良くなって健康が促進され、良いことづくめですね。

私の場合、全然体に不調を感じていなくても、気分転換に参加して、体をほぐすことでその後の業務の集中力が上がっているように感じています。仕事をするには、体が資本なので、満場一致で素晴らしい有意義な時間ではないでしょうか。

私の1日(学生時代と今の比較)

次に皆さんが気になるであろう”リモートワークの社会人の1日”についてです。皆さん、社会人は早起きするものだと思っていませんか?

私は入社するまでは7時に起きて、急いで支度をして、閉まる電車のドアに飛び込み、ギリギリでタイムカードを切る、そんな感じだと漠然と思っていました。しかし現実は違いました。私が所属している開発チームでは毎朝10時からミーティングがあるためそれに間に合うように朝の準備をしています。フレックスタイム制であることと通勤がないことでかなりゆとりのある朝を過ごすことができています。皆さんが考える慌ただしい朝とは違うのではないでしょうか?もし、毎日、満員電車に揺られる生活を強いられていたらと思うとゾッとします。朝の話はこれくらいにして、私の1日のタイムスケジュールを紹介します。

いかがでしょうか?これはあくまで私の例ですが、学生の頃より、睡眠時間も娯楽の時間も多いですし、通学や身支度に使っていた時間も有効活用することができます。フルフレックスタイム制なので、基本的に6:00〜22:00の間で好きな時間を8時間選んで働いています。絶対8時間というわけではなく、月の営業日が20日だとすると、月に8時間 × 20日 =160時間を最低条件で働くというわけです。つまり、どうしても外せない用事があり、早く上がりたい時は5時間だけ働いて、残りの3時間を別日に当てることもできるのです。本当にフレックスタイム制はありがたいです。ミーディングと被らなければ、好きな時間に休憩を取ることができるため、皆さん好きなタイミングで休憩を取られています。上の例は本当に一例に過ぎないのです。

勉強会や各自の勉強時間

研修外においても、知識向上のためのサポートが整っています。

まず1つ目に、業務時間中に自分の勉強時間を確保することができます。

例えば、Nishiyama-i3は基本情報技術者という資格の勉強の一部を業務時間中に行っていました。具体的にどんなことをしていたかというと、自分で勉強した内容をまとめて部内で共有したり、過去問を解いたりしていました。なぜこのようなことを始めたのかというと、私は1人で勉強しようとするとどうしてもサボってしまう事があるからです。そこで「これから毎日少しずつ基本情報技術者について勉強したことをまとめていくので、コメントや確認をお願いします」と宣言して、毎日の業務時間を1時間ほど使って勉強の成果をまとめることにしました。すると製品開発運用本部の皆さんがコメントをくれたり、リアクションをしてくれたりしました。そのおかげでサボらずに毎日コツコツ勉強することができました。

そしてその甲斐もあり、基本情報技術者に合格することができました。

もちろん、ただ勉強するだけでなくどのようなことを勉強したのかというアウトプットも求められます。しかし、それも含めて良い制度だと私は感じました。

2つ目に、勉強会が開催されていることです。勉強会では、RubyKaigiに参加した先輩社員からの内容共有や、Mobileの勉強会、サーバーの勉強会、英語の勉強会など様々な勉強会が催されています。実際に参加することで新しい技術について学んだり、英語力を伸ばすなど活用させていただいています。

また、3つ目にもくもく会という勉強会があります。先輩社員の方に企画していただきました。もくもく会では、毎週1時間通話を繋ぎながら、資格試験や自分の高めたい学習に向けて黙々と勉強します。最後の10分で今日の何を学んだか共有したり、質問に答えていただいています。私たち新卒3人ともこのもくもく会を活用し、資格試験の勉強をしており、見事3人とも目標にしていた資格を取得することができました。もくもく会を通して資格試験の勉強を業務中に行うことができるのは魅力的ですね。先程、ちらっと書きましたが、もくもく会は私が入社した時からあったものではありません。先輩社員が必要に応じて、企画して実現したものです。このように、これがあれば便利・ありがたいと思うものを企画することで会社も変わっていくことができるのが弊社です。

最後にEnglish Power Lunchについて紹介します。 名前だけ聞くと強そうですよね。English Power Lunchは、週に1回昼食時に30分開催されます。毎回話題を決めておいて、英語縛りで会話をします。海外国籍のメンバーが多く在籍していて、国際色豊かな会社だと思います。私が参加した時は、アメリカ国籍のメンバーと私の2人だけだったため、特に話題は決めずに雑談を楽しみました。英語縛りと書きましたが、実際、私の時のように2人だけのときなどは日本語も交えて、バイリンガル形式で会話して、英語を高めていけると思うので、参加ハードルはそんなに高くないと感じました。わざわざオンライン英会話に通わずに学べる環境があることをありがたく感じている今日この頃です。

オンライン動画学習サイトの利用

弊社はオンライン動画学習サイトと契約しており希望者はそのサービスを利用することができます。その中ではたくさんの講義が提供されており、より充実した自己学習環境を実現することができます。例えば、プログラミングや英語、社会問題、ビジネス、マネジメント、ロジカルシンキング、デザイン、プレゼンテーション、円滑なコミュニケーションの取り方などです。業務に直接的に関係しないことでも、自分の興味があることを次々と学べるため、有意義で楽しいことだと思います。Apple創業者のスティーブ・ジョブズ氏も、「点と点のつながりを予測できない。しかし、将来点と点がどこかでつながることを信じてください。」と言葉を残しています。

このオンライン動画学習はアカウントを持っていれば、会社のパソコンからでなくても、自分のパソコンからもログインして、学ぶことができます。まさに点と点をつなぐチャンスはたくさん転がっていそうですね。ただ、強制的なものではないので、安心してください。個人的には、お金をかけずに、学べる環境があることに感謝しています。

制度

この章では、私たちが利用した制度の中で特に良いと感じた6つをご紹介します。

  • 入社時特別休暇
  • リモートワーク手当
  • TOEIC社内受験制度
  • 新型コロナワクチン接種に伴う特別休暇
  • 健康診断オプション検査補助制度
  • ブルーライトカットメガネ購入補助制度
入社時特別休暇

入社時特別休暇とは、新卒中途に関わらず新入社員が年次有給休暇(通常、有給というとこれのことを指します)を取得するまでに与えられる特別な有給休暇のことです。日数としては3日与えられ、年次有給休暇と同じように使う事ができます。

入社して有給休暇が与えられるまでの半年間で使うことはないだろうと思っていました。しかし、実際は入社してすぐに使うことになりました。入社前の健康診断に引っかかり急遽精密検査を受けることとなったためです。体に不調を感じていたわけではなかったのでまさか健康診断に引っかかるとは思っていませんでした。このように急遽休まなければならない状況になることもあります。入社時点で3日の特別休暇があることでもし何かあっても休めないという不安を感じずに安心して働くことができる制度だと思いました。

リモートワーク手当

弊社は一昨年から全面的にリモートワークを取り入れています。そのため、通勤するよりかは電気代がかかったり、家でのリモート環境を整えるのにヘッドホンなどの機材にお金がかかってしまうことがあります。その為、リモートワーク手当が毎月支給されます。先程、リモートワークを整えるという話をしましたが、値段と必要性によっては会社が補助してくれることもあるので、ありがたいです。

TOEIC社内受験制度

この制度では、年に2回オンラインでTOEIC Listening & Reading IPテストを無償で受験できます。また、こちらの試験は通常のTOEICテストより短く、1時間で受験することが可能です。さらに、結果が数日で分かるため、自分にどのスキルが足りていないかを、すぐに知ることができます。そのため、次の試験に向けての準備にも対策を練ることができます。会社としても、英語に力を入れていて、社員全体の英語力を伸ばしていこうという流れがあります。一定以上の点数を取ると、海外のカンファレンスに参加申請することができるため、モチベージョンにつながっています。 私は、英語を使って仕事をすることに憧れがあったので、これから楽しみながら精進していこうと思っています。

新型コロナワクチン接種に伴う特別休暇

この休暇は新型コロナワクチンの副反応によって体調不良が起きた時のための特別休暇です。日数としては、1回のワクチン接種につき最大1日取得することができ、接種した当日又は翌日が対象となります。

私は1回目の接種の際にこの休暇を利用しました。その日は接種した翌日で、朝はなんともなかったのでいつも通り働いていたのですが、昼にかけて体がだるくなってきました。そのため、昼から休暇を取得しました。この休暇がなければ有給を使うことを渋って無理をしてしまう人もいると思うので良い制度だと思いました。

健康診断オプション検査補助制度

こちらは、定期健康診断時にオプション検査の費用を補助する制度です。私はこちらの制度を使って、アレルギー検査(鼻炎・喘息)の検査を受けました。結果的に、私の自覚していないアレルギーがあることが分かり、今後気をつけるきっかけとなったことが良かったと思います。オプション検査の種類は沢山あるので、興味本意で毎年色々な検査を試して、自身の体について知る機会ができるのではないでしょうか。

ブルーライトカットメガネ購入補助制度

年に1回、ブルーライトカットメガネ作成の金銭的補助を受けることができます。この制度で作成するメガネは、長時間ディスプレイを眺めることによる目の疲れに考慮して、PCディスプレイとの「焦点距離」を最適化して作られます。そのため、目の疲れとはおさらばすることができます。正直私はこの制度で作成したメガネを普段使いしていますが、何の支障も感じない為、非常に得した気分です。また、年に1回購入することができるため、メガネをコレクションにしている方には、毎年購入する楽しみが増えるかもしれませんね。

まとめ

今回は研修以外の社内制度や1日の過ごし方についてみていきましたが、いかがでしたでしょうか?この記事で弊社の福利厚生を新卒がどのように活用したかが伝われば幸いです。

また、この記事の前編としてリモートでの研修がどんな感じだったのかまとめた記事もございます。研修の内容やリモートでの研修の様子が気になる方はそちらの方もご覧いただけると幸いです。これらの記事を通して少しでも多くの方が弊社に興味を持ってくださることを願っています。

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