こんにちは、モバイルアプリエンジニアを担当しているdate-i3です。
今回は、中途入社してからモバイルアプリエンジニアとして実際の業務に参加するまでの流れをお話しします。 わたしは前職でJavaを使ったWebシステム開発をしていました。そのためiOS開発については知識も経験もゼロという状態で入社しましたが、そんな人が現場に入るまでどのようなことをするのか知ってもらえたら幸いです。
サーバーサイドエンジニアの中途入社の流れについては、中途入社した私が開発現場に入るまでに受けた教育プランで紹介しています。
製品開発運用本部について知る
入社前に会社についてある程度のことは調べていたのですが、実際の組織の運用については全く分かりませんでした。 そんなわたしの配属先は製品開発運用本部というところ。名前が長いからか、PDOとみんな呼んでいます。
研修のはじめは製品開発運用本部について、いろいろ説明会が開催されました。 仕事につかうツール(Teams、GitHub)の開発内ルール、日々の作業内容の報告の仕方、環境構築、部門長の自己紹介、製品開発運用本部の各グループの仕事内容の紹介、などなど、、、
最初の数日は説明会で一日が終わります。 説明会の担当が部長1人だけだったので、1対1で説明を受けました。仲良く雑談タイムもあるのでそんなに緊張しないです。
製品について知る
自社製品についての理解も大事です。わたしはモバイルサイドエンジニアとして入社したので、うち何のアプリ作っているんだろう、、?の状態では困ります。 カスタマーサクセス部が出しているセミナー動画を見て製品について学びます。しかし手元に端末がなかったため、動画を眺めて知識を深めていきました。 このときに実際に製品に触ることができたらもっとよかったのに、、、 手を動かしたいタイプのわたしは、動画を見るばかりの時間にすこーーーし眠気を覚えることも。
そんなこともあろうかと!説明の合間にちょっとリフレッシュしたくなったときは、オフィストレーニングを活用しましょう!詳しくは 在宅ワークによる運動不足解消のための取り組みで紹介しています。
モバイル側のアプリだけでなくサーバー側のアプリについても説明があります。あの時は、へ〜こんなものがあるんだ〜(わかってない)となっていましたが、今ではわかるのでもう一度チャンスが欲しい、、、
iOSについて知る
いよいよ実践演習です。まずは環境構築。ローカル環境でアプリが動かせるように、ドキュメントを見ながらXcode、Visual Studio を入れて、ソースを落として、ビルドして、、、。エラーが出ても大丈夫!エラー対処のドキュメントが残っているからそれを見るもよし、先輩に丸投げしてもよし!
Xamarinについて知る
お次はXamarin研修です。簡単なアプリを作ってC#の文法やiOS開発について学びます。アプリのライフサイクルとは何ぞや、の状態のわたしでしたが、先輩社員さんが優しく教えてくれました。何か困ったらすぐ質問していました。もちろん、ちゃんと自分で調べてから質問してましたよ、、?ただ今となれば、このときに調べる能力をもう少しつけていたら今そこまで困らなかったかなと思います。 Xamarin(C#) なのか、はたまたApple なのか。そのためにも、Xamarin開発について学びたかったなと思います。 (現場に入ってからXamarin開発についての勉強会がありました!)
業務について知る
研修の仕上げとして、最後にiOSアプリの調査課題を3つほど取り組んでいきます。Apple に起因するものなのか、ソースコードが原因なのか、切り分けて調査するので一番実務に近い研修になっています。 ソースコードの調査はどこかに答えがあるのでまだ楽ですが、iOSの仕様を調査することは難しかったです。公式ドキュメントは英語なので読解力が求められます。(Google翻訳に頼ると謎の日本語が完成します) また、検索ワードも工夫する必要がありました。例えば「ダークモード iOS」のように単純に調べると、ダークモードのやり方が出てきて実際どのように実装するのかはなかなか出てきません。情報収集力が必要です。
研修終了
1ヶ月ほどの研修期間を終えると、ついに実務作業へ入ります。しかしご安心ください、いきなり難しい課題を任せられることはありません。簡単な課題からやっていき、文法、iOSの仕様を学びながら徐々にできることを増やしていく感じです。 最初のうちは研修時と変わらず先輩を質問攻めしていましたが、先輩方の態度は変わらず優しく答えていただきました。 入社してそろそろ1年になるわたしですが、なんとアプリのライフサイクルとは何かなんとなく答えることができるところまで成長しています。
まとめ
今回は中途入社してから業務に参加するまで、モバイルアプリエンジニアの流れを簡単にお話ししました。 教育プランの見直しは随時行われるため、変わっている部分もあるかもしれませんが参考になれば嬉しいです。
最後に、弊社では採用活動を実施しています。皆さまのご応募をお待ちしております。
新卒採用:https://www.i3-systems.com/new-graduates/
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